≪東海S(G2)予想≫主役不在で混戦模様。フェブラリーS(G1)へ名乗りをあげるのはどの馬か?

 23日(日)、中京競馬場では東海S(G2)が行われる。2月のフェブラリーS(G1)へ向け、重要なステップレースとなっている。

 本命「◎」は、デュードヴァン(牡5、栗東・池添学厩舎)だ。

 3歳時には、ユニコーンS(G3)で2着と早くから重賞で活躍していた馬だ。そこからしばらく不調が続いたが、4カ月ぶりとなった2走前のグリーンチャンネルC(L)から復調気配が窺える。昨年と同じ師走S(L)からのローテだが、今回は中身が違う印象。同舞台の昨年のチャンピオンズC(G1)を制した松山弘平騎手に乗り替わるのも心強い。前日段階で何故か舐められているが、末脚は堅実で好勝負が期待できる。

 対抗「〇」は、グレートタイム(牡7、栗東・藤原英昭厩舎)を推す。

 もともと能力はあるのだが、デュードヴァン同様にスランプ時期が続いた。こちらもここ2戦は復調気配を感じるし、ブリンカーの効果もようやく実ってきた。7歳という年齢と岩田望来騎手が重賞未勝利な点が気になるが、内枠で藤原師の管理馬なら覆せそう。

 単穴「▲」は、サンライズホープ(牡5、栗東・羽月友彦厩舎)。

 前走は初のG1挑戦も影響したか、得意の中京にも関わらず思わぬ大敗を喫した。馬体重のプラス14キロも重かったかもしれない。陣営はマイナス体重ででれそうと発言しているが、当日馬体重が減っていればという条件付きだが、巻き返しの可能性は大いにある。

 連下「△」には、内枠が欲しかったが、いよいよ本格化した気配のブルベアイリーデ(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)、前走で大幅馬体増ながら底力を示したゲンパチルシファー(牡6、栗東・佐々木晶三厩舎)、末脚が魅力のハヤヤッコ(牡6、美浦・国枝栄厩舎)の3頭を指名する。

 人気のオーヴェルニュ(牡6、栗東・西村真幸厩舎)は、主戦の福永祐一騎手が怪我で離脱中の為、団野大成騎手に乗り替わる点は割引材料。充実期のアイオライト(牡5、美浦・武藤善則厩舎)は、今度は目標にされそうで評価を下げた。

 以上が東海Sの予想だ。主役不在で混戦模様なだけに思わぬ大波乱が起きる可能性も十分だ。

 

◎デュードヴァン

〇グレートタイム

▲サンライズホープ

△ブルベアイリーデ

△ゲンパチルシファー

△ハヤヤッコ

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