≪根岸S(G3)予想≫本番フェブラリーS(G1)へ向け混戦模様も、重視すべきは勢いより格?

 30日(日)、東京競馬場では根岸S(G3)が行われる。1着にはフェブラリーS(G1)への優先出走権が与えられるだけに、ステップとして重要な一戦となっている。

 早速予想に入ろう。

 本命「◎」は、タイムフライヤーを指名する。

 2歳時には、芝G1のホープフルS(G1)を制した実績がありながらも、ダート転向を果たし、ダート重賞も勝利した異色の経歴だ。前走の霜月S(OP)は最後の直線で前が壁。消化不良の一戦と割り切れる。今回はM.デムーロ騎手に乗り替わることや、欲しかった12番というやや外枠番をひきあて、斤量も前走から2キロ減るのは好材料だ。昨年も同レースで3着と好走している舞台だけに、今年も期待したい。

 対抗「〇」は、レピアーウィットを推す。

 昨年のマーチS(G3)を勝っており、中距離の馬という印象が強いかもしれないが、実は東京のダート1400mでも2勝している。大穴だが、大野拓弥騎手に乗り替わるのは面白い。こちらも前走から斤量が2キロ減るのは好材料だ。

 単穴「▲」は、ジャスパープリンスとする。

 前走は海外遠征となったブリーダーズカップダートマイル(G1)に出走。最下位と敗れたが、海外が合わなかったと割り切れる。ダート1400mでも好時計で走れてるうえ、川田将雅騎手に乗り替わりでも人気はなさそう。ここは狙っていきたい。

 連下「△」候補は、適正は高いが乗り変わりが気になるタガノビューティー、実力は認めるも1400mでも勝ち鞍がないソリストサンダー、重賞未勝利の岩田望来騎手が手綱を取るスリーグランドの3頭。

 武豊騎手のヘリオスは、目標にされる分辛そうで評価を落とした。さらに前走カペラS(G3)で3着と好走したオメガレインボーは差し一辺倒で内枠に入ったことが気になった。エアアルマスも面白い存在だが、印が回らなかった。

 以上で予想は終了とする。いずれにせよ混戦必至でどの馬にも勝つ可能性があると見ている。

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